塗料の樹脂の系統と耐久性、価格
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系統 | アクリル | ウレタン | シリコン | フッ素 |
耐久 |
約4年 |
約6年 |
約10年 |
約15年 |
価格 | 安価←-------------------------------→高価 |
上の表は一般的な外壁塗装で使用する4種類の系統です。
耐久年数はメーカー発表値であり、環境により前後する場合もあります。
これだけ見れば高価なシリコンやフッ素を使えば間違いないと
思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、やはり種類が違うと、それぞれの
メリット・デメリットもあるわけです。
アクリル:一番のメリットは低価格で重ね塗りができる事です。外壁の色を頻繁に変えたいという人にはおすすめです。デメリットはやはり耐久性に欠けるところにあります。
定期的な塗り替えが必要となるので、その分コストがかかってしまいます。
また耐薬性はありますが、防水性には劣っています。
・1回の塗装工事を安く済ませたい方
・気軽に外壁塗装をしたい方にはおすすめです。
ウレタン:価格、耐久性、機能性などで一番バランスが良いです。対候性、耐水性、耐薬性に特に優れ、柔らかいので細かい箇所や下地の塗装には最適と言えます。 アクリルよりは優れた塗料となっていますが防汚性がやや低く、変色の可能性を考えるとまだ完璧ではありません。
また耐久性はあまり良くはないです。
シリコン:一番高価なフッ素より防汚性が高く、耐水性、対候性に優れています。
ほかの塗料と比べた時に、ひび割れを起こしやすい点が一番のデメリットとなります。
防汚性に優れているので塗装後の美観を維持したい方や長期的に見てコストを抑えたい方に
おすすめです。
ミヤモト塗装では基本的にシリコンをお勧め致しております!
フッ素:宇宙産業にも使われるほど耐久性もあり、軽い汚れなどは雨などで落ちます。
弾力性のある塗料から比べると固く、耐候性もあるので美観を長期間キープできます。
ただ塗料自体が高価なので、一般住宅にはオーバークオリティーとなるようです。
㎡数が大きく足場を組む回数を抑えたい家やコストがかかっても長持ちさせたい方におすすめです。
ミヤモト塗装では大手塗料メーカーの塗料を使用し、メーカーの仕様内容で安心の品質の
塗り替えを行わせて頂きます!
残念ですが、塗料は一度塗れば永久的な耐久性を持つものは存在しません。
住宅を維持するうえで塗り替えは必ず必要です。
塗料の種類により耐久性は異なりますが、新築時の塗装でも最初の塗替えの目安は約7年目と
言われております。
もちろん表立った劣化はあまり見られないでしょう。
ですが塗装において重要なのは、下地の状態や下地調整が命です。
ボロボロになってしまった下地の上にどんないい塗料を使用し塗っても
密着が良くなかったり、鉄部のサビサビになってしまっている箇所はサビ落としを行い
サビ止め、上塗りと行っても、サビが早期で出てしまったりします。
劣化が少ない状態で塗料による防水性を付けることで建材の劣化を防ぎ、長く使用することが
できます。
このような状態でも塗装自体は可能ですが、トタン自体の劣化が激しく長持ちする塗装は難しい
と思います。
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